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【シンプルな猫の餌台】猫にとってちょうどいいエサ台は?作り方をわかりやすく解説します

DIY
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猫のエサ台をDIYしてみました。床にごはんを置いてあげることは、猫さんの体に負担が掛かること知ってました?

エサ台の細かい作り方の説明と猫さんの食べやすい高さについて書いていこうと思います。

必要な道具

  • ノコギリ(スライド丸ノコ【角度切りが楽】)
  • 電動ドリル(ダボ接合に使用)
  • 木ダボ(6×30)
  • 自由スコヤ(あった方が楽◎ なくてもOK)
  • 塗料(オスモカラーのカウンタートップを使いました【耐水性があれば◎】)

猫の食べやすい高さは?

食べている時に前かがみにならない高さが基本です。なぜかというと前かがみで食べていると胃まで届かず吐いてしまったり関節炎を引き起こす原因にもなってしまいます。

一般的には5~8㎝程度ですが、メインクーンなどの大型の猫だと10㎝必要な場合もあります。まずはティッシュの箱(一般的な箱は5㎝ほど)の上にネコ用の食器を乗せて食べてもらった時に前かがみになっていないかと食べずらくてこぼしていないか(食器が原因の可能性があります)を確認してから寸法を決めていきます。

図面の作成

*大きさは目安なのでお使いの食器や猫さんに負担のかからない高さに変えてください。

作業開始

材料のカット

今回使った材料はパイン材。天板の厚みが2㎝なのでバランスを考えて脚の部分の厚みを1.5㎝にしました。

ホームセンターで材料をそろえる場合は決めた厚みに近い材料を探します。一般的なDIYでは厚みや幅の調整はなかなか難しいと思うので多少の図面変更も視野に入れて作業を進めていきましょう。

材料カットの順序は厚み→幅→長さ

丸ノコ盤がある場合

丸ノコ盤で指定の幅にカットしていきます。

天板が130㎜、脚部材を20㎜に幅を決めます。

*ない場合は近い寸法の材料を揃えましょう。

長さのカット

天板を300㎜にカット。

脚部は角度を付けたので自由スコヤを使っていきます。自由スコヤは好きな角度で固定し、さらにそのまま墨付けまで出来るので便利な道具のひとつです。

上図のようにどのような形にするか実際に部材を合わせてみて決めていくのが間違いのないでしょう。自由スコヤはこの時に活躍してくれます。

長さ、角度が決まれば墨付けをしてカットしていきます。

墨付けをすればノコギリでも問題ありませんが、精度が気になる方にはこちらのスライド丸ノコはおすすめです。いろいろな角度を精度よくカットしていくことができます。

カットしながら角度が正しか確認します。確認の仕方は↓

さしがねやスコヤで直角であるかどうか、部材の接地面に隙間がないかどうかの確認をして正確にカットできていればすべての部材をカットしていきます。

ダボ接合

今回はダボ接合による組み立てにしました。初めての方も挑戦してみてください。

ダボはの位置に穴を空けます。

治具やボール盤などを使って穴あけをしていきます。

小口はフリーハンドで穴あけしました。

組み立て

 組み立ては段取りが大事です。ボンド、クランプ、濡れウエスを手の届く位置に準備しましょう。組み立てる順番をイメージして部材の配置もしっかり決めます。

 ボンドを付けて手などで広げていきます。はみ出たボンドを拭き取るのが面倒かもしれませんが、ボンドが少ないと接着不良になるのでたっぷり付けていきましょう。

 角度のある材料をクランプで押さえる時は同じ角度の端材を用意すると、しっかり挟み込むことができます。

 クランプで挟んだ後は、まず、さしがねなどで”かなて”を見て、はみ出したボンドをしっかり拭き取り(ボンドが塗料を弾くので)隙間がないか確認します。隙間がある場合はクランプの圧着が足りないか、ダボ穴が浅いか、”かなて”が合ってないかが原因かと思われるのでしっかり再度確認しながら行いましょう。

目違いとり、ダボ加工

組み立て後、ボンドがしっかり乾いたらクランプを外していきます。

 目違いをカンナペーパーで落として平らにしていきます。

ダボ穴加工の基準となる小端(前後)は基準が狂ってしまうのでまだ、ペーパーはかけない

 天板が付く位置にダボ穴の墨付けをしていきます。

 部材の厚みが15㎜なので貫通しないように深さ10㎜にします。ここでのダボ加工は慎重に行います。ズレてしまうと組み立て時にせっかく組んである側枠のノリが切れてしまったり、ねじれの原因になります。

 穴の深さは相手が10㎜なので20㎜にします。*ドリルガイドのような治具を使って穴あけをしましょう。

研磨

いよいよ組み立て前の最終研磨です。面の取り忘れのないよう行います。

組み立て

 ここでもボンドはしっかり付けましょう。

 クランプで挟み込んでいきます。

スコヤなどでかなてのチェック!狂っているとガタつきの原因になります。

 最後に濡れウエスでしっかりとはみ出たボンドを拭き取れば◎

塗装

塗装前に傷などないか最終確認して研磨カスなどをエアーやウエスで取り除けば塗装前の準備完了です。

耐水性のある室内用の塗料を使いましょう。臭いがきついと猫さんが嫌がる可能性があるので慎重に選びましょう。臭いが気になる方は臭いが落ち着くまで保管することをおすすめします。

私が今回使ったのはオスモカラーのカウンタートップオイルという塗料です。撥水性抜群で万が一口に入っても無害なので安心。

まとめ

今回作ったエサ台は、あくまで私の猫さんに合わせた寸法です。使っているお椀や猫さんの大きさに合わせてアレンジして作ってみてください。

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