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【DIYを本格的にやりたい方必見】RYOBI 卓上スライド丸ノコ(TSS-192)をレビュー。この価格でこの性能ならお得。

DIY
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木工DIYをしていく中で木材の切断作業を素早く正確にできたらいいですよね。

今回は、RYOBI卓上スライド丸ノコの仕様と各部名称、使い方の説明をしていき、後半には実際に使っている私(nori)が使ってみた感想と私なりの評価を交えて説明していこうと思います。

スライド丸ノコとは

スライド丸ノコとは手元のスイッチでノコ刃を回転させてから押し下げ、後方に向かって押しながら材料の切断作業ができる電動工具になります。

直角切から傾斜切とあらゆる切断方法のある丸ノコです。

卓上スライド丸ノコの仕様と各部名称

仕様

電源単相・交流 100V 50/60Hz
定格電流11.6A
消費電力1.100W
無負荷回転数5.000min⁻¹
使用できるノコ刃刃外径190㎜×刃厚20㎜×内径20㎜
最大切断寸法テーブル回転角度↓ノコ刃傾斜角度→左45°
51×220
*60×175(25)
38×220
*45×175(25)
左・右45°51×152
*60×130(20)
38×152
*45×130(20)
*印は、当て板を使用した場合の切断寸法を示しています。()内の数値は、使用する当て板の厚さを示しています。
テーブル回転角度範囲0°~左右47°
ノコ刃傾斜角度範囲0°~左45°
複合切断範囲左傾斜0°~45°、左・右回転47°
レーザー出力0.39mW以下(クラス1M)
すえ付け寸法幅 388㎜×奥行 176㎜
本体寸法長さ 750㎜×幅 420㎜×高さ 480㎜
コードの長さ1.8m
質量10.5kg
絶縁方式二重絶縁
RYOBI卓上スライド丸ノコ 取扱説明書参照

各部名称

レーザーライン

RYOBIのスライド丸ノコにはレーザーラインが標準で備わっていて材料の切断位置合わせを容易に行うことができます。

付属品と別版売品

付属品

・集塵袋

集塵袋は名前のとおり切断した時に発生する切カスを貯める袋になります。

・スパナ(13㎜)

スパナは刃物の交換の時に使用します。

・締付ハンドル

回転テーブルを左右に動かして角度切断を行う時に回転テーブルを固定するためのハンドルになります。

・クランプ

切断時に材料を固定するための部品です。

・チップソー(1枚)

刃の大きさは190㎜(外径)×2.0㎜(刃厚)×2.0㎜(内径)の刃数が72

別版売品

・集塵アダプター

スライド丸ノコに集塵機のホースを取り付けるためのアダプターになります。大きさは外径42㎜の内径44㎜になります。素材はゴム製でスライド丸ノコ特有の動きにも対応できていて抜けずらくなっています。

私は最初、社外のコネクターなどを使っていたのですが、よく抜けて粉じんをバラまいていました。このコネクターに変えてからはそのようなことはなくなったので今では必需品となっています。

・補助ローラー(RS-50)

長尺な材料を切断するときに使用する支持になります。

こちらは長尺物の切断がメインでされる方は必要なアイテムになるかと思います。長尺物を切断する時に支持がないと材料が落ちて刃物と接触して危険な場合があるので、長尺物をたくさん切断する予定の方は購入を検討してください。

操作方法

ノコ刃の交換方法

これで刃物を外すことができます。やってみると意外と簡単です。

取り付けはこの逆の工程で取り付けしていきます。

刃物の交換時はコンセントは必ず抜いて作業してください。指が無くなってしまいます。

切断作業

押切・スライド切断

押切切断は、高さ60㎜×幅65㎜までの材料が切断可能です。

1.切断する位置でスライド固定ノブを締め付けて固定します。

2.切断角度を調整した後に材料をガイドフェンスと回転テーブルに密着させてレーザーを使って切断位置を合わせます。付属のクランプで固定できる長さがある場合は確実に固定してください。

*反りのある材料を切断する場合はクランプを使うと逆に危険な場合があるので材料をよく観察し注意して切断してください。

3.スイッチを握りノコ刃の回転数が安定したらハンドルを押し下げて材料を切断していきます。

4.切断が終わったところでスイッチを切ります。回転させたまま持ち上げると切断した材料に接触して焦げや欠ける場合があります。

幅の広い材料を切断するスライド切断の場合は1.のスライド固定ノブを固定せずに同じ手順で行いスライドさせて切断します。

傾斜切断

傾斜切断は左傾斜で0~45°までの傾斜を切断できます。

・後方のクランプレバーを緩めて切断したい角度に合わせて再度レバーを締めていきます。

・あとは押切の手順と同じでゆっくりと切断していきます。

角度切断

回転テーブルの回転は左47°、右47°までの角度切断が可能です。そして0°、左右15°、22.5°、31.6°、45°で角度ストッパーが付いています。

  1. 締付ハンドルを緩めて解除レバーを引き上げながら回転テーブルを角度目盛とインジケーターを見ながら切断したい位置まで回転させます。
  2. 締付ハンドルを確実に締めて回転テーブルを固定します。

切断方法は同じなので省略します。

複合(傾斜+角度)切断

名前の通り傾斜切断と角度切断の両方を複合しての切断作業になります。

複雑な加工の時に使える丸ノコならではの切断方法です。

その他の作業方法

溝入れ加工

十字相欠きつぎなどの加工の時に使う切断方法です。

切断したい材料に加工したい深さの印をしておき、ヘッド部を下げて印をしておいた材料を使って深さを見ながら下限位置調整ボルトをストッパホルダに突き立てて微調整していきます。

高さ調整が終われば切断範囲に線を引き、はみ出さないように溝入れをしていきます。

あとはノミで底面をきれいに削っていけば完成です。

普通の丸ノコだとここまでの精度を出すのに治具を作ったりと手間がかかりますが、スライド丸ノコだと簡単にここまでの精度を出すことができます。

・良い点 ・悪い点

良い点

この価格でレーザーが付いているスライド丸ノコはないので重宝。流れ作業だと素早く切断することができます。

付属の刃の切れ味も良く焦げ付きやバリもほとんど出ません。いきなり作業を始めることができます。

取扱説明書には、はじめに角度調整をするよう記載されていますが、直角と傾斜切断を確認したところ、角度調整をしなくても問題なく設定した角度で切れているのを確認しました。

悪い点

  • 木材を固定するクランプの取り外しボルトがプラスなので使い勝手が悪い。
    • 改善方法  ネジはM6なので蝶ネジやノブ付きのボルトに交換する
  • レーザーの精度が悪いので材料の精度を必要とする加工時に使うのはやめた方がいい。
    • 改善方法はまだ見つかっていません
  • 角度目盛が付いているフェンスの精度が悪く、短い材料を切断すると若干の狂いがある場合がある
    • 改善方法 取扱説明書に記載されている調整ボルトで調整できますが、それでも改善されない場合はメーカーに問い合わせると対応してくれます。
  • 集じん機を接続して使用していますが、吸いきれない粉じんの量が多いように感じます。
    • 改善方法 ただいま検討中なのでいい案があれば記事としてアップいたします。

評価とまとめ

使い始めて2年目ですが、今のところ故障や調子の悪いところはありませんが、集塵機からホースを繋いで集塵しているのですが、粉じんが吸いきれず多少散乱する傾向にあります。気になる方は対策が必要になるかと思いますが、他は申し分なく傾斜・角度切断の精度も良く私の素晴らしい道具のひとつとなっています。

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