DIYを趣味としてやってきた方も、これから始める方も作業台は欲しいですよね。自分の身長に合わせた腰にも優しい自分だけの作業台を作りたい人へ。
固定式の作業台や、使う時すぐに設置できて使わないときはササっと仕舞うことができる作業台、そして、おすすめな作業台も一緒に紹介していこうと思います。
作業台の種類
作業台と言っても種類はいろいろあります。
- 折りたたみ式
- 天板と脚の脱着型・固定型
- 脚は木製、又はアルミ
- 移動可能なキャスター付き
そして、どんな作業をするかによっても材料が変わってきます。自分の環境、自分がやりたいこととマッチした作業台を探していきましょう。
私の理想の作業台
私は木工作業を主にしていますが、私の作業台に欠かせない機能は
- 作業台の重量
- 収納(オープン)
- 収納(引き出し)
- コンセント差込口
- 木工バイス
- ダストボックス収納
作業台の重量
カンナやノミ、研磨作業は作業台に負荷が掛かる作業になります。重量のない作業台はグラつきが起きてしまい作業がしずらくストレスとなります。据え置きの作業台を検討されている方は重さも考慮して材料を選んでいきんしょう。
収納(オープン)
私が作業をするときは使う工具をすぐに取り出せる場所にないと嫌なのでオープン収納は欠かせません。
丸ノコや電動ノコギリなど、使わない時は作業の邪魔になるのですが、いちいち仕舞うのも面倒だし、床に置くのも可哀想なので、こういったスペースがあると便利ですよ。
収納(引き出し)
引き出しには常に使わないけど、たまに使う物だったり、木くずやホコリを付けたくないものを収納してます。
- ノミ
- カンナ
- 電卓
- 筆記用具
- 研磨用の道具
- たまに使うハンドドライバーなどなど
コンセント差し込み口
木工作業で電動工具は必需品。サンダーや電動ドリルなどの配線のある道具はすぐそばに差し込み口があるととても便利です。
木工バイス
木工バイスも必需品。ダボ加工やカンナかけ、細かい作業で固定したい時には大活躍の機能です。
ダストボックス
ダストボックスは私のこだわりで、作業台のゴミをすぐに片付けて、常にゴミや木くずがない状態で作業を行いたいので作業台に引き出し式のゴミ箱が出てくる使用です。
折りたためる作業台
最近、ホームセンターに行くと見かけるのがコレ
ツーバイ材専用の金具。
すぐに折りたたみ作業台が欲しいという方にピッタリです。ホームセンターで購入できて、その場でツーバイ材を好きな長さにカットしてもらえば、あとは取り付けるだけ、そして、天板(台)も好きな大きさにカットすれば出来上がり。
この作業台は折りたためば、全く邪魔にならないくらいスリムになり、ちゃんと強度もあるのがメリット。パッと出してパッと仕舞える作業台を探している方におススメです。
おまけ
余っていた材料を使用して作った私の折り畳み作業台の脚、通称『ウマ』です。だいぶ前に作った物ですが、未だに活躍してます。恥ずかしいくらい雑な作りですが、参考になればと思い載せてみました。
天板は自作して脚は購入
デザインにもこだわりたい方にオススメ。私がおすすめするのは最近ホームセンターで売っているカフェ板という杉材の商品。値段も安く、厚さ30㎜で重厚感が出るのに加え、杉材なのでちょっとした加工もしやすいのが特徴。
カフェ板に黒のアルミ脚を付けると…どうでしょう!想像してください。良くないですか?画像は無いんですよ。自分で塗装をして、脚には固定棚や収納をDIYすると立派な作業台になります。
こんな感じで、組み合わせを考える時間は楽しいですよね。色々な組み合わせがあると思いますので是非探してみてください。
移動式作業台
作業台を移動させたい場合にはキャスターを取り付けるのが1番手っ取り早いです。どんな作業台を作るか決まったら、まずはキャスターを決めてから制作しましょう。それは、キャスターの耐荷重。材料の重さは規格があるので大体の重量はわかります。
作業台が100kgだとしてキャスターの耐荷重を調べると想像よりも大きいサイズだったから取り付けが困難になってしまって、また別の加工をしなければならなくなった。というような事が起きかねません。
キャスターのローラをロックするタイプ。こちらはホームセンターでも見かけるタイプですよね。
ペダルを踏めば作業台を浮かせて移動タイプ。
私はこちらの方がおすすめです。作業台を使っているときは、ホイールが浮いている状態で、作業台が床に設置しているので、動くことはありません。
すべて自作の作業台
ツーバイ材
丈夫な作業台を低予算で作りたい方は、ツーバイ材での自作です。
メリット、デメリット
ツーバイ材は耐久性もあり、規格サイズも多いのでいろいろなデザインを考えられることができます。やわらかい材質なので加工もしやすくビスや釘を打ちやすいのが特徴ですが、デメリットは材料がやわらかいのでビスや釘を打ち込んだ時に割れやすいです。そして、耐水性がないので屋外や湿気が多い場所では、防腐塗料を塗るか、初めから防腐剤加工された材料を使う方が長持ちするし安心です。
ちょっとした作業におすすめな作業台3選
自作した作業台の他にも欲しくなる、おすすめの作業台を紹介していきます。
定番のワークベンチ
私もこの商品とは違いますが使用しています。ホームセンターで購入した物で、値段も3000円を切る安さにすぐ購入しました。ちょっと材料を固定して作業したい時など便利で、使わないときは折りたたみできるので壁などに掛けておけば普段は邪魔にもなりません。
フィールドア ワークテーブル
軽作業用のワークテーブル。折りたたみもできて、普段は作業台はしまっておきたい方におすすめです。一番の特徴は折りたたんだ際の仕舞寸法が横93㎝×縦74㎝×暑さ8㎝と驚きの小ささで場所を取りません。
WORX ワークテーブル
多機能ワークテーブル。
作業テーブルとしてはもちろん、サポートスタンドとし
ても使える多機能ワークテーブル。加工物を好きな位置に固定できる付属バークランプ。
コンパクトに折りたためて軽量設計だから移動や収
納も楽々。本体下部には工具などを置ける簡易トレー付き。
付属クランプドッグで様々な形状の加工物にも対応。
ペガサス同士を連結できるリンクロック(Link Locks™)
引用:WORX Pegasus WX051
機能。
まとめ
作業台と言っても世の中には数えきれない種類の作業台が存在します。まだ自分も知らない作業台も存在していて、日々模索しております。
結局は自分が何をDIYしたいのか、この機能は自分に必要なのかどうか、”わからないことがわからない”と思います。
とりあえず、なんの機能もない台だけでも、脚だけでも作ってみてください。作業をしているうちにコレあったら楽だなーとか、ここに工具置けたら便利だなーなど、単純でいいんです。必ずこうしたいが生まれます。そしてDIYにハマっていきます。
怪我のないよう安全に作業してください。