テンカラ釣り基本装備の紹介。他の釣りとは違い装備が少なく始められる手ごろな釣りテンカラ。しかし、シンプルだからこそ奥が深い。そんなテンカラ釣りの基本装備と自作できる道具について紹介していこうと思います。
基本装備
装備はとても大事な準備になります。現場で忘れ物に気づかないようにしっかりと揃えましょう。
必需品
テンカラ竿
テンカラ竿は、川幅や状況に応じて長さを選ぼう。何が起きるかわからないため、予備は必ず用意しておいた方がいい。
こちらは関連記事になります。
テンカラのすすめ。テンカラ竿の間違いのない選び方 | FIL Comfortable life (tt-join.com)
毛鉤
毛鉤は、状況に応じて変えていくので、さまざまな毛鉤を用意しよう。たとえば、ふつう毛鉤各種4、逆さ毛鉤各種5、金ビーズヘッド各種4、パラシュート各種3
仕掛け巻き
私は最低でも2つは持ち歩き、仕掛けの長さを変えて用意しています。移動時は必ず仕掛けは巻き取り、竿は仕舞う。移動時に竿を破損させるケースが多いので面倒でも仕舞うようにましょう。
ライン、ハリス予備
糸が無くては何もできません。ライン、ハリスの予備は必ず持っていきましょう。
ハサミもしくはラインカッター、ペンチ
ハサミやラインカッターは毛鉤の交換時やハリスの交換時に使用します。ペンチについては魚の口から針を外す時に使用します。素手で外すのは針が刺さる可能性があるのでやめましょう。
ウェーダー
場所によっては必要ないかもしれませんが、大物がヒットした場合、ハリスは基本0.8から1号なので切られないよう魚とやり取りしている時に川に入らなくてはならない場合が大いにあり得ます。ウェーダーなしだと諦めるしかない場面がないとも言いきれませんよね。逃がした魚は大きい、悔しい思いをするくらいならウェーダーは準備しておきましょう。
あると重宝する物
ベストまたは釣り用バッグ
なんでもポケットに入れるわけにも行きません。最近だとありとあらゆるデザイン、収納力が抜群な商品が沢山あります。その中から選ぶのは大変です。私が備わってて欲しい機能は以下の通り。
ベスト
- 毛鉤ケースが入る大容量ポケット
- Dカンは正面に2か所以上、背面のタモ取り付け用Dカン
- 背中は通気性のいいメッシュ
- ロッドホルダー付き
毛鉤ケースが入る大容量ポケット
ポケットは大容量の他、一般的な胸ポケットなど小ポケットがあれば良し。
Dカンは正面に2か所以上、背面のタモ取り付け用Dカン
Dカンはラインカッターとペンチは最低限付けたい。
背中は通気性のいいメッシュ
夏場は特に快適に釣りがしたいですよね。釣りは川の水や汗など濡れてしまう場面が多々あるので速乾性も備わっていればいいですね。
ロッドホルダー付き
ロッドをホルダーに固定すれば両手を使えるので、安全に移動などできる。
釣り用バッグ
メインポケットは大容量
メインポケットには毛鉤ケースが2個入るくらいの余裕が欲しい
Dカン付き
Dカンはペンチやラインカッターなどの小物の道具を付けたい。
ウェストベルト
ウエストベルトが備わっているとバッグの重量が肩以外に分散されるため体が楽になります。
毛鉤ケース
毛鉤は川の状況、水位や水温、気温、季節によってさまざまな対応をしなくてはなりません。多種多様な毛鉤をケースに保管して持ち歩くと便利です。
偏光グラス
偏光グラスの用途は、太陽の照り返しなどを抑えて川の様子を把握しやすくすること。毛鉤での釣りは特に照り返しは難敵です。魚が追ってくる姿や魚がいそうな水中の岩など、ポイント探しにも最適なアイテムです。
タモ
タモは魚が釣れた際に捕獲するネットのこと。タモに入れば落ち着いて写真撮影や計測ができます。しかし、テンカラはタモに入れるのは最初は難儀するかもしれません。竿が柔らかいため足元に引き寄せるのが困難だからです。大物が掛かればなおさらです。コレと言った正解はありませんが、私は魚が疲れてきたらライン自体を手に持って引き寄せてタモに入れるやり方をしています。自分なりのやり方で挑戦してみてください。
自作できる道具
仕掛け巻き
いろいろ作り方はありますが、簡単なのが100均にも売っているMDF材5㎜の板とコルクコースター2枚でできます。コースターは丸いもので好きなデザインを選びましょう。MDF材はコースターより直径1センチ短く円状にカットします。そして、接着剤を塗ってMDF材をコースターで挟み、圧着すれば完成です。竿に付けたい場合は中心に竿と同じ太さのドリルで穴を開ければ竿と一緒に持ち運べて便利です。
作ってみたい方はこちらをご覧ください
材料は100均で揃う。テンカラに使う仕掛け巻きの自作 | FIL Comfortable life (tt-join.com)
ランヤード(ラ二ヤード)
おしゃれでカッコいいランヤード。首からぶら下げて使用します。まだまだ認知度は低いのかも知れません。自分の釣りスタイルに合わせたデザインにできる点が良いところです。作業が手早くなる事間違いありません。
作り方は人それぞれ、紐は丈夫なものを。あとは木製や石のビーズを通して好きな個所にサルカンを通したり、小さい収納バッグを付けたりと、小道具を好きな配置で取り付けてください。自分の個性をおしゃれに出せるので是非挑戦してください。
フライパッチ
毛鉤フックを羊毛に絡ませて保管できます。フィッシングベストの胸あたりに取り付けて使用するのが一般的。いちいちケースに仕舞う必要がなく、使った毛鉤を乾かすのにも最適です。
ムートンの素材を入手して革や100均などに売っている安全ピン付のネームホルダーなどに取り付ければ完成です。
下記のハンドメイド工房さんのデザインが好きなので、こちらを参考に是非作ってみてください。
フライパッチ自作! | ハンドメイド工房 R&R(虹雨) (ameblo.jp)
まとめ
今回は、基本装備と自作できる道具を紹介してきました。自分で作った道具は愛着が湧いて今まで以上に釣りに行きたくなります。作り方も書きましたが、自分のアレンジを加えて挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。