DIYをしていく中で木製の棚やテーブルなどを作る方は多いんじゃないでしょうか。家やガレージ、物置の収納DIYしたけどちょっとグラグラする、ちゃんと強度はあるのかな?不安になることありますよね。そんな時にちょっとした付け加えで強度が上がる方法を紹介していこうと思います。
その他に棚板の”たわみ”の補強方法も後半に載せますよ。
強度を上げる方法
幕板を付ける
幕板とは一般的なテーブルの裏面を見ると、天板と水平に取り付けてある板のことで、これを取り付けることによって、天板の横揺れ防止(強度アップ)の役目と、天板の反りも防止してくれる重要な部材です。
これを応用すると、例えば収納棚を作ってグラグラする場合、地板の背板側と天板の背板側に同じく水平に取り付ければグラつきが解消されます。
金具の取り付け
棚受け金具
こちらは両方とも棚受け金具です。実はこれも強度を出す方法としてはサイコーなんです。
取り付ける場所はボックス型だと4つ角の背板側に取り付けるだけで強度アップ。そしてチラッと見えるとオシャレ度も上がって言うことなしですよ。
L型金具
棚受けよりも強度は劣りますが、これも立派な強化具になります。
加工した木材
三角形の材を4隅に固定
オープン棚をDIYして強度を出す時に私がやっている方法です。
写真
DIYした物の幅、10分の1のサイズで大丈夫です。ビス止めでもいいですが、私はボンドを付けてクランプで固定して接着することが多いです。目立つ場所でもないですし、塗装色を変えればちょっとしたアクセントになるので度々この手法を使っています。
ただの三角にしなくても、木材なので一か所を90度にすれば自分の好きなデザインで加工して自分だけのワンポイントを作ってみてください。
その他 棚板のたわみ
棚板のたわみは誰もが心配になってしまう要素の一つではないでしょうか。本や少し重量のある物を乗せたときにたわんでしまった。これもまた簡単な方法から少し難しい上級者向けの加工まで紹介していきます。
棚板のたわみ強化
幕板式
これもまたこの技が使えるんです。棚板の裏側に付けましょう。つける位置は手前でも奥でも両側でも大丈夫。デザインに合わせた、自分の好きな位置に取り付けてください。
反り止め金具 上級者向け
画像のように丸ノコやトリマーで溝を掘り取り付ける金具になります。基本的に固定棚の場合は、組み立て前に加工しなければならないので、今回のテーマを考えると可動棚の場合のみ使用できるやり方となります。
アルミチャンネル
ホームセンターなどでコの字になっているアルミ製の棒を知っていますか?これも棚板に溝を付けて埋め込めば立派な、たわみ防止商品になります。穴を空けてビス打ち固定でもいいですし、専用の接着剤を使用して取り付けても大丈夫。表面に埋め込んでもオシャレな棚板になりますよ。
まとめ
いろいろな方法を紹介してきましたが、DIYした物のデザインによって見栄えも変わってきます。いろいろ試して素敵な作品を作ってください。これを読んで良かった…まだ何とかなる。と思っていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいたたきありがとうございます。ケガをしないようご安全に。